大森の喫茶店
健
この喫茶店は大森に行った時にたまたま見つけた店ではあったが後で調べてみたら数々の映画やドラマでも使われている超有名店だった。
創業は1971年(昭和46年)大森一の繁華街で世界中のコーヒーが味わえる店として開業。当時は近所に4軒の映画館があり賑わったそうである。
場所はJR大森駅から5分、駅のはずれにある「Milpa(ミルパ)」というこじんまりした商店街に入ってすぐ右の路地を曲がったところにありなかなかの存在感を際立たせている。
ミルパ商店街入口にある博多劇場とびっくり寿司の間の路地からルアンの看板が見える
中に入ると床は深紅色の薔薇の絨毯、ソファーはワイン色の革張りで優雅。照明は柔らかい灯りで落としてあるので外の喧騒から切り離された落ち着いた空間となっている、調度品もいい感じに古びていて所々に主張する事無く収まっていて映画やドラマにもよく使われるのも納得がいく。
テーブル席は純喫茶あるあるの珈琲豆を敷き詰めたガラス板、中に古いマッチ箱のラベルや喫茶店のポスターがはいっているのもおしゃれ。
下の写真は自分が好きな「相棒」season15:9話「あとぴん~角田課長の告白」の一場面。
著名人の色紙やサインが飾られている
古いマッチラベルの中に珈琲亭ルアンのマッチも見受けられる。
このお店、レトロ喫茶というにはスタッフはてきぱきとしていてお客も普通に普段使いしているような人たちで現役感の強いお店。時間も純喫茶で90分制限を設けているのも珍しい。
モーニングは13時までなので朝が遅い自分には有難い。内容はトースト、バターとジャム、ゆで玉子と塩、飲み物の配置が決められた形になった銀のトレイで提供される。場所を取るので一度手にした物を戻すとき同じ所に戻さないといけないので少し煩わしいところはある。そのほか、砂糖入れ、ミルクピッチャーなど今では手に入りにくい専用容器も懐かしい。
モーニングの値段は飲み物によって変わる(飲み物+100円)。アイスコーヒーだと税込み550円と安価。
ちなみに支払いは現金のみ。
店のメニューとして面白いのがちょっとしたライブを見せてくれるものが多い事だ。自分はアイスコーヒーを頼むことが多いのでその機会はないが他のお客を見ていれば目にすることができる、
目の前でコーヒーとミルクを注ぐカフェオレは杉下右京の紅茶注ぎを思わせる。
薔薇の形のホイップクリームに熱々ミルクをその場で注ぐ「ベルサイユのばら」
ブランデーを染み込ませた角砂糖に青い炎を灯して提供される「カフェロワイヤル」
ザラメの入ったグラスに火をつけたテキーラを注ぎ最後に珈琲を入れる「メキシコの情熱」
席へはスタッフが案内してくれるが一人でも二人掛けが空いていても4人掛けの席になることもあり基準はよくわからない。この店には二階があり案内された事が無いのでネットで調べたところカウンターなどが無い分
広くてより落ち着けるとの事。また、要予約で個室(2~8名)も備えている。
追記
店内は全面禁煙。東京オリンピック(TOKYO2020)を前にして2018年5月より苦渋の選択をしたことで客層も様変わりしたが週末はロケ地巡りのお客様で結構にぎわうとの事。自分が訪問した時は火曜日で程よい入り状態だった。 定休日:水・木