⑤  社会科見学 【関内~神奈川県庁】

                                TICA


季節もよくなっているはずの9月10月は見学会が多く開かれています
わたしも神奈川県庁の見学会に暑さの残る日曜日に行ってきました

関内駅はもちろんベイスターズ推し





横浜スタジアムには
2021年の東京オリンピックで金メダルの女子ソフトボール
2023年のWBCのときのサインなどが飾られています



日本国民が好きな17番のサインはこちら



神奈川県庁は、横浜三塔のひとつでキングの塔と呼ばれ重要文化財に指定されている重厚な建物です



全体に撮れないのでパンフレットの写真を載せます(東庁舎から撮ればよかったとあとで気が付く・・)



玄関ホールに入ると、宝相華(ほうそうげ)のモチーフが飾られています
宝相華とは、吉祥を表す空想上の植物だそうです



このモチーフは県庁内の随所で見られます



〇 4階 正庁(正面の大広間)

創建当時は、左の奉安殿には昭和天皇の写真(御真影と言わないとね)が飾ってあり、参拝していたそうです



部屋ごとにキングサポーターズという庁内案内ボランティアがいて、
ともだちは熱心に話を聞いています
偉いです

〇 3階 旧貴賓室

扉の外にいる警備のひとも、話を何回も聞いているせいか、とても詳しかったです

↓ 「埋まっているのは黒ダイヤです」とか


↓ 「欄間には京都御所と同じ、右近の橘、左近の桜が対になっています」とか
   警備のひとが教えてくれました


時計や照明や天井がとても素敵でした







この時計の文字盤にはルビーが埋まっています



宝相華は照明にも扉にもデザインされていました



〇 県知事室



ダウン症の書家の女性を推しているようで、作品がいくつか飾られていました



一応、パネルとも撮ってみました



〇 旧議場(大会議場)

旧議場では公演をしていて、それを見るためにかなりの行列ができていました
並んでも入れるかわからないとのことなので、
部屋の写真だけ撮りたいと係りのひとにいうと、次の回は空いていると思うのでそのときがいいと
こっそり教えてもらいました
教えてもらったとおり、あとから行くと行列はなくなっていて、すぐに入れましたが
たくさんのひとがいたので、天井と照明だけ写してすぐに出ました



  意外に大きい宝相華
 


















そして、屋上へ







撮影場所があったので、そちらに昇ってみました



美しい横浜の風景はここまで

屋上に向かう階段の踏み板も、階段の裏側もぼろぼろで立ち入り禁止





何か所かの壁紙には穴が空いてました



屋上もこんな修復



屋上の裏手は錆



驚くのは、部屋以外はエアコンが効いていなかったこと
だから、旧議場のイベントで廊下に並ぶのをわたしたちはすぐに諦めたのです

神奈川県はこんなにお金がないんだと話しながら外に出たら
貧乏財政の張本人が目の前を通り過ぎて行きました



日本大通りでベトナムフェアをしていたので、黒岩さんもベトナム帽子をかぶってました
驚くほどにオーラがなく、わたしのともだち以外に気がついたひとはいませんでした

   

関内の日本大通周辺は、歴史的建造物が多く、
いつもお茶をするベローチェの手前のビルもそうです





その向かいには関東大震災のときに倒壊したビルの遺構があります







枠の1階中央の部分ということです

お茶をしていたら、目の前の道を水陸両用車が走って行きました



前は、横浜で案内をしたい場所はみなとみらい~山手辺りと思ってましたが、いまは古いものと新しいものが混在している関内のほうが面白いと思います

ベイスターズ通りから駅に戻る途中で、横浜ベイスターズのモニュメントがあり、この記事の最初と最後をベイスターズにしたかったのですが、長くなりすぎたのでそれはまた次の機会にします